結論・最初にやること

チョコレートのシミは油分の多い汚れです。まず固形物をつまみ取り、すぐに水をつけないでください。水をつけると汚れが広がって逆効果になります。

帰宅後は、洗濯用洗剤をシミに直塗りしてもみ込み、軽く水ですすいでから、残った色に酸素系漂白剤を使います。

この方法を使える汚れ

チョコレート、バター、生クリーム、マーガリン、アイスクリーム(乳脂肪分)、機械油など、油分が主体の汚れ。カカオの色素を含むため、食用油だけのシミより色が残りやすいのが特徴です。

最初に確認すること

  • 洗濯表示: 水洗い可能か、漂白剤が使えるか
  • 色落ちテスト: 洗剤・漂白剤の直塗りは色柄物で確認

手順

付いた直後

  1. 固形物(チョコの塊)を乾いたティッシュでつまみ取る。こすって広げない
  2. そのまま乾いたティッシュで軽く押さえ、油分を吸い取る
  3. 水はつけない(油が広がります)

帰宅後

  1. 洗濯用液体洗剤をシミに直塗りし、もみ込む(またはキャップの底で軽くたたいてシミを浮かせる)
  2. 軽く水ですすぐ
  3. 酸素系漂白剤をシミに直塗りし、放置せずすぐにいつもの洗剤で洗濯する

カカオの色素が残る場合は、酸素系漂白剤のつけ置きを追加してください。

やってはいけないこと

  • すぐに水をつける: 花王が明確にNGとするポイント。油分が広がって逆効果
  • 固形物をこすり広げる: 汚れ範囲を広げます
  • 長時間放置する: 油が酸化して落ちにくくなります

素材による違い

  • 綿・ポリエステル: 上記手順で問題なく対応できます
  • ウール・絹: 洗剤直塗りや漂白剤で傷みやすい。おしゃれ着用洗剤での部分処理か、クリーニングへ
  • 水洗い不可: 無理に扱わずクリーニング店へ

関連するトラブル

色素を含まない食用油のシミは漂白処理が不要な分シンプルです。カレーのように油分+色素の複合シミで、紫外線分解が有効なものもあります。