結論・最初にやること

絵の具は種類で対処が全く違います。まず何の絵の具か確認してください。

  • 水彩絵の具: 水溶性なので家庭で落とせる可能性が高い。乾く前に洗うのが重要
  • アクリル絵の具: 乾くと樹脂で固着し、水彩のようには落ちません。早めの対処が前提
  • 油性絵の具・ペンキ: 家庭では困難です。クリーニング店へ相談してください

水彩絵の具の落とし方

  1. 乾く前に、絵の具部分を40〜50℃程度のお湯に数分浸す(洗濯表示の温度指定があれば従う)
  2. アルカリ石鹸をつけ、歯ブラシでやさしくこする(強くこすりすぎると毛羽立ちの原因)
  3. 絵の具が落ちたらよくすすぎ、通常洗濯

絵の具メーカーのぺんてるも「乾燥する前に洗浄を」と案内しており、定着すると落ちにくくなります。

アクリル絵の具の落とし方

乾きが早く、乾くと落としにくい性質です。水彩のようにきれいに落ちないことを前提に進めます。

  1. 40〜50℃のお湯に洗濯用粉末洗剤を溶かし、衣類を数分浸す
  2. 絵の具部分だけを、汚れを広げないようもんで落とす
  3. お湯を替え、酸素系漂白剤を入れて1時間ほどつけ置き(漂白可否は洗濯表示で確認)
  4. すすいで通常洗濯

やってはいけないこと

  • 強くこすりすぎる: 生地を傷めて毛羽立ちます
  • 油性絵の具に自宅で溶剤を使う: 生地を傷める可能性が高く、安全上も推奨しません
  • 乾燥するまで放置する: 時間が経つほど落ちにくくなります

専門業者への切り替え目安

  • 油性絵の具・ペンキ
  • 時間が経って固着したアクリル
  • 高価・大切な衣類
  • 自宅処理で落ちない場合(生地を傷める前に止める判断も大切です)

関連するトラブル

墨汁も顔料粒子で完全除去が難しい汚れで、同様に正直な可否判断が必要です。